会社のブレーンとして
サービス企画に関わる
マイナビSE
自らの裁量でサービスを仕掛け、エンジニアとして更なる飛躍を
自らの裁量でサービスを仕掛け、エンジニアとして更なる飛躍を
私は新卒入社で14年目。この中ではマイナビのキャリアが一番長く、マイナビにまだシステム担当者がそんなにいなかった時代からの社員です。現在は会社全体のインフラを見る「システム統括部」、人材系サービスのなかでも就職事業と転職事業を担当する「HRシステム部」、生活情報系サービスなどの事業部独自のシステム担当がいて、様々なポジションで約200名のエンジニアが在籍しています。私はアルバイト情報事業本部で、『マイナビバイト』のWebサイトをはじめ、業務系システムの顧客管理、採用管理ツールなど、とにかくシステムに関するものは「なんでもやる」担当です。
私はマイナビ歴3年目の中途入社です。私の所属するシステム統括本部はいわゆる社内SE部門です。全社の社員に向けたサービスツールを展開しており、私は主に各種ツールの管理と、マイナビのエンジニアに特化した、情報発信のためのプラットフォーム『エンジニアブログ』を担当しています。その企画からリリースまで、全てのレイヤーに関わり、マイナビのエンジニアの仕事を広く世の中に知ってもらうことに今、取り組んでいます。
私も中途で、マイナビ歴は6年目。主に生活情報領域のシステムを担当しており、Webサイト側のシステムをメインに担当しています。もともと「マイナビウーマン」のCMS保守・運用をしていましたが、現在は他にも同じ生活情報領域のサービスの複数サイトでのUX改善に関わったり、SEO改善をプロジェクト化したり、メディアを横串で貫くような形で、各事業部担当のWebディレクターのさらに上位レイヤーから全体を見ています。最近では新規事業としてECサイトを2つオープンし、収益向上施策提案やUIの改修・業務改善の開発をシステム観点で関わっています。
マイナビは「やってみたい」と手を挙げると、上からも「やってみろ」と言ってもらえる文化があると思いますが、どうですか?
それは私も感じます。『エンジニアブログ』は私たちの課から、マイナビのエンジニアの顔が見えるような取り組みがあった方がいいよね、と提案して決まりました。
そうですね。私たちのやっているUX改善も最初はミッションとしては存在していませんでした。それが、課題があるのだからと、最初は有志が立ち上がって始めました。社員一人ひとりの裁量はすごく感じますね。
私はアルバイト事業部で約10年。当初100名だったメンバーが今は1,500名です。人が増えると今まで普通に動いていたシステムも当然動かなくなってきます。そういう時に、自分の考えを提案して、改善していくことはかなり自由です。ほかにも例えば営業から、「顧客管理がしたい」というオーダーがあれば、上からは予算と納期が提示されるだけで、開発会社の選定から何から、私の判断でやらせてもらっています。
私のところでもサービスツールをリプレイスする際などは、業者の選定から基本的には全部任せてもらえます。『エンジニアブログ』もどういう技術を使って、どういうデザインにするかも全て任されました。やはり、すごく裁量権があるんだなって。この時はまだ2年目だった私でもそうなので、社歴も年齢も関係ないんですね。
事業が発展すれば、必要なものは当然増えていくわけですしね。この規模になってもさらに成長しているから、まだまだ未完成な部分が多く、やれることがいっぱいあるのがマイナビの魅力だと思います。
エンジニアの数も、その事業拡大に追いつかないのが現状ですよね。その未完成な部分で、IT人材はもっと活躍する余地があると私も実感しています。
マイナビのエンジニアって、業務面でも、関わり方の面でもすごく幅が広いと思います。すでに型が決まっていて、働き方も決まっている部署もあるし、吉岡さんのところのように「自分を試したい」「一人じゃできないことをやりたい」という人にはぴったりの部署もある。スタートアップの立ち上げから携わる面白さも、成熟したものをさらに課題解決する面白さも、どちらがやりたいかは自分で選べますからね。
確かにそうですよね。私は『エンジニアブログ』を企画していて、エンジニアはみんなシステム企画や上流工程に携わっているわけではなく、意外に内製化して、自分でコードを書いているような部署もあるのを知りました。本当に多種多様で幅が広い。個々のやりたいことに対して、それを受けてくれる器がいくつもありますね。
エンジニアは将来、スペシャリストになるのか、ゼネラリストになるのかってキャリアパスを考えると思うけど、マイナビの規模でも、そのどちらも用意されているんですよね。エンジニアを一生やっていくのかって悩んだ場合でも、転職せずにキャリアチェンジする選択肢もあるし。
大小様々な自社メディアをやっているから、フロントサービスをやりたい人とバックエンドのサービスをやりたい人の両方のニーズにも応えられる会社はそう多くないでしょう。そこもポイントだと思います。
お二人はどういうことがやりたくてマイナビを選んだのですか。
私の場合、前職が受託開発の仕事で「納品して終わり」だったんです。自分で企画して作ったものを、保守・運用でずっと見守っていけるのは、やはりエンジニアの醍醐味。どういう人にどういう影響を与えているのか、喜んでもらえているのかどうか、以前は全く見えなかったことが、今はユーザー(社員)とすごく距離が近いために見えてきます。不満を改善して喜ばれたり、どういう部分が課題なのかを直接ヒヤリングできたりするのは、まさに私がやりたかったことです。
私はいろんなサービスをやっているマイナビで、新規事業に携わってみたかったんです。生活情報分野だけでも、まだまだ新規事業の可能性があって、「マイナビならやれる」と思いました。すでに、新規サービスなどシステム企画をいくつも考え、自分から「事業化できませんか?」と提案もしています。まだ実現はしていませんが、「こんなことができたらいいな」っていう夢をいつかカタチにするつもりです。
お二人とも、入社の目的は様々なんですね。私は業務改善や社内の基幹システムの改善が好きで、最近は顧客情報管理システムにAIを導入して、営業個々に属人化されたノウハウが蓄積されている部分を、エンジニア的なアプローチで定量化してみようと取り組んでいます。新しい技術をどうやって事業に活かすか、今ある資産と課題に対してどう解決していくかというのが楽しみで、まだまだやりたいことは山ほどあります。
―― 最近の「シス担ミートアップ#1」は大盛況でしたね!
エンジニアだけのSlackに150名ほど参加して情報共有を始めてから、「本当はみんなで集まってワイワイやりたいよね」って話になって、人事に掛け合ったら予算がついたんですよね。小林さんには事務局をお任せして。
そうなんです。これも有田さんの口添えのお陰です。先日初めて本社で70名ほど集まり、勉強会と交流会のイベントをやりました。後日、アンケートをとったら、「様々な部署に散らばっているエンジニア同士で横のつながりができて嬉しかった」という回答が9割近くもあり、やはり求められていたことなんだなと思いました。私のやっていることがみなさんの期待に応えられて本当に良かったです。
エンジニアは皆、誰かに相談したい気持ちが強いし、いざという時の相談相手ができると安心感が生まれますよね。なんでも現場発信で、上からの押し付けや形式的ではないカタチで実現できる、これもマイナビらしさですよね。
これからも交流イベントや、集中する時間を確保する「もくもく会」をやっていくので、お二人もぜひ参加してくださいね。
マイナビの大半の社員は技術のことはわからないけど、ITを使って「ああしたい」「こうしたい」とやりたいことはいっぱいある。その仕組みづくりを具現化して、開発会社さんに“通訳”するのが私たちの役目ですよね。上流工程といっても、「技術がわからない人の力になりたい」という、まずはそこの目線合わせを楽しむような気持ちがないとなかなか難しい。逆にそれが楽しめるなら、どのジャンルにも課題はいっぱいあるので、私なんかは面白くてしょうがないですね。
私も、全くシステムがわからない人に1から教えることもエンジニアの仕事なんだって、マイナビで実感しました。私の場合、ユーザーが社員のみなさんですが、やはり自分の技術力が誰かの役に立って、喜んでもらえるのは嬉しいです。
SIerと根本的に違うのは、マイナビは「ユーザーを喜ばせてなんぼ」というサービス会社だということですよね。常にお客様満足第一という感じ。営業や制作の「こういうのやりたいんですけど」という相談に、ITの仕組みづくりで応えていくことはもちろん、「あったらいいな」を先取りしてカタチにすることもできるから断然面白い。それこそ、一人で全部やりたい好奇心旺盛な人なら、これもやれる、あれもやれるって思えるはずです。
インフラを極めたいっていう人も、システム統括にはたくさんいますよ。マイナビは多彩なサービスがある分、大規模な社内インフラが必要だし、メンテナンスも大変ですから。世の中になくてはならない「社会インフラ企業」になろうというビジョンのなかで、その巨大な社内インフラを支えることも相当面白いと思います。
IT人材のダイバーシティとでもいうか、本当に多種多様でいろんな人がいますよね。みんな経歴も強みも全然違うし。どんな業務もフィードバックが早く、確かな反応が得られる点でも、自分の技術や仕事に「納得したい」と思う人には最高のフィールドだと思います。