株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:粟井俊介)が運営する総合転職情報サイト『マイナビ転職』(https://tenshoku.mynavi.jp/)は、2026年卒の新入社員800名に聞いた、「新入社員の孤独感に関する実態調査」の結果を発表しました。
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【TOPICS】
◆新入社員の5人に1人が職場で孤独を実感。「業務中、みんな忙しそうで話しかけづらい・質問しづらい」「仲が良い同僚がいない」ことが悩み【図1、2】
◆孤独を感じる新入社員の41.0%が仕事について「社外の友人・同級生」に相談。孤独を感じていない人より「相談しない」「生成AIに相談する」割合が高い傾向【図3】
◆孤独を感じている人は感じていない人より職場での働きがいの有無が23.9pt低い。また「仕事での失敗経験」は感じていない人より16.1pt高い【図4、5】
◆職場で孤独を感じている新入社員の4割超が、現在の職場での勤続意向が「3年以内」。孤独を感じていない人では「10年以上」が約3割で最多【図6、7】
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◆新入社員の5人に1人が職場で孤独を実感。「業務中、みんな忙しそうで話しかけづらい・質問しづらい」「仲が良い同僚がいない」ことが悩み
2026年4月に入社した新入社員に「今の職場(会社)で、孤独を感じたことはあるか」を聞いたところ、20.1%が「孤独を感じたことがある」と回答した。また、現在の会社での対人関係の不安や悩みを孤独感の有無別でみると、孤独を感じていない人では「とくに人間関係の不安や悩みはない(48.1%)」が最も高かった。一方で、孤独を感じている人では「業務中、みんな忙しそうで話しかけづらい・質問しづらい(43.5%)」が最多となった。次いで、「職場に苦手な人・どうしても合わない人がいる(31.1%)」「仲が良い(または気軽に話せる)同僚がいない(29.8%)」と続き、そのほかの多くの項目でも、孤独を感じていない人と比べて20ポイント以上高い結果となった。これらの結果から、孤独を感じている新入社員は、職場において対人関係に関する不安や悩みを抱える傾向がうかがえた。【図1、2】
【図1】

【図2】

◆孤独を感じる新入社員の41.0%が仕事について「社外の友人・同級生」に相談。孤独を感じていない人より「相談しない」「生成AIに相談する」割合が高い傾向
現在の仕事の相談相手を聞いたところ、孤独を感じていない人では「社内の同期」が48.4%で最多だった。一方、孤独を感じている人では「友人・同級生(他社で働く同期など)」が41.0%で最多となった。 また、孤独を感じている人は、「相談できる相手はいない・相談しない(9.3%)」「生成AIに相談する(21.7%)」の割合が、孤独を感じていない人と比べて高い結果となった。【図3】
【図3】

◆孤独を感じている人は感じていない人より職場での働きがいの有無が23.9pt低い。また「仕事での失敗経験」は感じていない人より16.1pt高い
現在の職場において「働きがいがあるか」を聞いたところ、孤独を感じている人では「働きがいがある計」が59.7%で、孤独を感じていない人(83.6%)と比べて23.9pt低い結果となった。一方で、孤独を感じている人は、「誰かの役に立っていると思える仕事である(32.9%)」「配属当初と比べて成長したと感じる(32.9%)」割合が、孤独を感じていない人よりも高かった。仕事そのものへの手応えや成長実感は得られていても、職場での人とのつながりや心理的な充足感が十分に得られないことで、働きがい全体の評価には結び付いていない可能性がうかがえる。また、「仕事で失敗したことがある」割合も、孤独を感じている人は35.4%で、孤独を感じていない人よりも16.1pt高かった。【図4、5】
【図4】

【図5】

◆職場で孤独を感じている新入社員の4割超が、現在の職場での勤続意向が「3年以内」。孤独を感じていない人では「10年以上」が約3割で最多
「今の会社で何年ぐらい働くと思うか」を聞いたところ、孤独を感じていない人では「10年以上(31.1%)」が最多となった。一方で、孤独を感じている人では「3年以内(41.6%)」が最多となり、現在の会社での勤続意向に大きな差が見られた。また、現在の会社での勤続意向年数が10年未満の人に、現在の会社で働き続けると思わない理由を聞くと、孤独を感じていない人では「ライフステージに合わせて働き方を変えたいから(29.1%)」が最多となった。一方、孤独を感じている人では「給与が低いから(36.4%)」が最多となり、「仕事が向いていないから(22.7%)」「今の会社ではできないことをやりたいから(22.7%)」も、孤独を感じていない人と比べて高い傾向が見られた。【図6、7】
【図6】

【図7】

【総評】
新入社員は、企業の成長を担う大切な存在です。しかし、今回の調査から、入社後数カ月の新入社員の約2割が孤独感を感じている実態が明らかになりました。特に孤独を感じている人は、仕事で失敗や困りごとがあっても相談相手が見つからず、結果として働きがいを感じにくい状況にあることが分かりました。また、そのような人ほど現在の会社での勤続意向も低い傾向も見られました。新入社員がのびのびと育つ環境であること、社員一人ひとりのエンゲージメントを高めることは、組織や企業の成長に欠かせないポイントといえるでしょう。企業は定期的な1on1などを通じて「相談しても大丈夫」と思える環境を整備することに加え、同期同士の交流機会の創出やコミュニティ形成を支援するなど、人とのつながりを促進する仕組みづくりが求められるのではないでしょうか。また、OJT担当者を明確にするなど、現場任せにせず、組織として新入社員や若手社員を支える体制の構築も重要と考えられます。
『マイナビ転職』編集長 瀧川さおり
【調査概要】
マイナビ転職「新入社員の孤独感に関する実態調査」
○調査期間/2026年6月17日(水)~6月19日(金)
○調査方法/WEB調査を実施
○調査対象/2026年卒の新入社員を対象にWEB調査を実施
○有効回答数/800名(内訳:22歳~23歳の男性400名、女性400名)
※調査結果は、端数四捨五入の都合により合計が100%にならない場合があります。
ほか、新入社員の月給の実態、長く働くための条件、仕事のモチベーションになるもの、上司や先輩がしてくれてうれしかったこと、望ましいコミュニケーション手段などについても調査しています。
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