私たちは、社員は不可欠な存在であることはもちろん、企業と共に成長する存在であると考えています。採用活動においても、パーパスにある「一人ひとりの可能性に向き合う」ことを体現すべく、「会う」選考活動を重視しています。
新卒・キャリア採用時の面接や、社員に対する面談も含め、年間の面談・面接回数は延べ23,000回以上に及びます。
当社グループで既に活躍している人だけでなく、これから当社グループに加わっていただく人も含め、一人ひとりとじっくり向き合い、対話を重ねています。
私たちの事業・サービスは「人」がいないと成り立ちません。社員の可能性に向き合い、共に成長することで、顧客やユーザーの本質的な課題解決に貢献していきます。
マイナビは2023年10月に人事評価制度を刷新しました。
これまで、固定化された一律の評価基準を用いることにより目標達成度が分かりにくい制度でしたが、「業績評価」「基本役割評価」「総合評価」という考え方を取り入れることにより、個人ごとの目標設定とその達成度、等級により求められる役割の実行度を評価することができる実効性のある評価制度に変更されました。また、求められる役割・成果・働き方に応じて、多様なキャリアを実現できるよう「総合コース」「プロコース」「特務コース」と三つのコースを設定しています。
マイナビグループの人材育成という観点では、社員の「挑戦と成長のサイクル」を加速させることをミッションとしています。研修コンテンツや学習ツールを通じて、社員のスキル向上、組織の課題解決、横断的な社内コミュニケーションを創出し、「人と組織の可能性を解放し、マイナビが未来に進む力になる。」ことを目指しています。
マイナビでは、定期研修として毎年4月に新入社員研修、毎月1日には該当月入社の中途社員に向けた研修を実施しています。
新たに入社した社員は、人材開発部主導での本社研修の後、事業部に配属となります。各事業部においても研修担当を配置している部門もあり、より事業に則した人材管理や人材育成を目指しています。
人事統括本部 人事部 人事チーム 人材育成課 が主導となり人材育成に取り組んでおりますが、当グループでは人事部だけでなく、事業部ごとにも人材育成に関する専門チームを配置し、連携を取りながら人材育成を行っています。
マイナビグループでは、従業員一人ひとりが職種・役職を問わず高い対人能力を備え、仕事や課題に対して成果を創出するための思考力を磨き、成長できるよう支援したいと考えています。
そのために、必要となるポータブルスキル・マインド(※)を掲げ年間約43種類100回以上にわたり、座学研修やオンライン研修などを幅広く展開しています。具体的には、専門講師による座学やワークショップを開催し、従業員が選択しやすい様に階層毎に受講推奨コンテンツを開示しています。
また、希望者に対しては「グロービス学び放題」や「Schoo for business」、時短読書サービス「flier」など、自ら学べる研修も用意しており、自己啓発を行う社員を支援しています。
(※)人事部が考える「ポータブルスキル・マインドの定義」
今後は社員一人あたりの研修時間なども測定し、研修実施の見える化を行っていきます。