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02 デジ戦発足後のCXマーケティング『マイナビバイト』『マイナビ20××』『マイナビ転職』各領域の現状と展望

2022年10月のデジタルテクノロジー戦略本部(以下、デジ戦)発足以降、アルバイト、就職、転職それぞれの領域で
どんな変化が起こっているのか。ここでは、『マイナビバイト』『マイナビ20××』『マイナビ転職』の担当者3人に、各領域の現状と展望について語り合ってもらいました。

MEMBER

  • 2013年 中途入社

    J.Hさん

    『マイナビバイト』のサイト運営責任者としてサイトの改善やリニューアル、SEO対策、アプリ改善などを担当

    デジタルテクノロジー戦略本部
    CXマーケティング統括本部
    WEBプランニング第3統括部 統括部長

    デジタルテクノロジー戦略本部 CXマーケティング統括本部 WEBプランニング第3統括部 統括部長

  • 2017年 中途入社

    T.Yさん

    学生向け就職情報サイト『マイナビ20XX』のデザイナーとしてUI/UX含めたプロダクトデザインを中心に、サイトの立ち上げや運用・改善を管轄

    デジタルテクノロジー戦略本部
    CXマーケティング統括本部
    WEBプランニング第1統括部
    WEBプランニング1部 部長

    デジタルテクノロジー戦略本部 CXマーケティング統括本部 WEBプランニング第1統括部 WEBプランニング1部 部長

  • 2006年 新卒入社

    Y.Kさん

    『マイナビ転職』のプロモーション責任者としてオフライン/オンラインの広告運用を担当、『マイナビバイト』のプロモーションも兼任

    デジタルテクノロジー戦略本部
    CXマーケティング統括本部
    ブランドコミュニケーション2部 部長

    デジタルテクノロジー戦略本部 CXマーケティング統括本部 ブランドコミュニケーション2部 部長

PROBLEM

できなかったことができる、その期待とともに。

  • Y.Kさん

    私はずっと『マイナビ転職』のプロモーション領域を担当してきましたが、過去に他のWEBサービスのプロモーションチームと情報共有をする場面などで、「もっと一緒にやれたらいいのにね」とか「無駄な重複があるよね」といった会話は何度もしていました。そんな中、2022年の10月にデジ戦が立ち上がるということが決まり、現場で話していたことがいよいよ現実になるということで、会社の本気度みたいなものを感じましたね。プロモーション領域でいえば、これまでできなかった色々なことができるようになるんじゃないかという期待感を持ちました。

  • T.Yさん

    それまでのシステム統括本部からデジタルテクノロジー戦略本部という名称に変わったことで、本格的に全社横断型のデジタル領域に特化した部署ができたのだと実感しましたし、『マイナビ20××』の代表としてデジ戦に参画するという意味では大きな責任も感じました。現場レベルではこれまで同じ職種の人同士が事業部の枠を超えて交流することがなかったので、そういった柔軟なコミュニケーションが取りやすくなるのは素直に良いことだと感じましたね。

  • J.Hさん

    全くの同感で、私は『マイナビバイト』の領域を見ているので、高校生や大学生でアルバイトをしているユーザーは、その先に就職が待っているんですよね。だから、ずっと就職の事業部と一緒になって情報を連携できた方が良いと思っていました。ただ、これまではどうしても事業部ごとの縦割りの組織構造があったためにそこが叶わなかった。マイナビという大きな組織にいる以上、全社横断のマーケティングは必要なことだと感じていましたから、デジ戦の発足は必然だったと思っています。

CHALLENGE

縦×横を推し進めていく難しさ。

  • Y.Kさん

    デジ戦のメンバーはそれぞれが担当の領域、つまり縦のサービスを背負っています。その担当サービスを引き続き向上させていくことに加えて、さらに組織として全社横断の最適化という横の意識を持って仕事をしていかなければならないので、縦×横の流れを推し進めていくという非常にハードルの高いミッションが求められています。横を推し進めたいが、縦も軽視できない。縦だけでは、横断化が進まない。この難しさですね。加えて、それぞれのサービスにはそれぞれの文化や歴史があるので、そこも尊重する必要がありますし、各サービスの理解を得ながらトライアルを進めていかなくてはならないので、非常に難しいことだと感じています。

  • T.Yさん

    これまでの担当領域での仕事がありつつ、デジ戦に来たことで求められることを実践していかなくてはならないので、チームでどのように両立していくことができるのかという部分の検討は今も続いています。そのために一番必要なのは、関連部署とのコミュニケーションを積極的に取っていくことだと思っているので、こちらも相手の業務、担当サービスについてどんどん知っていく姿勢が大切ですし、その逆も然りです。

  • J.Hさん

    本当にチャレンジングですよね。Y.Kさんがおっしゃるように、それぞれの領域が歴史や文化を持っているので、そういう部分の距離感をどう縮められるかだと思っています。逆に言えば、それさえクリアできれば、これまでできなかったことを試しやすい環境になっているので可能性は非常に大きいと感じています。

APPROACH

ポジティブな未来を、いかに共有できるか。

  • J.Hさん

    先程T.Yさんからも相手を知っていく姿勢、知ってもらう姿勢が大切という話がありましたけど、私もその通りだと思っていて、今は部門内のミーティングなどに横連携部門の方に入ってもらい、横連携の情報共有の機会を意識的に増やそうとしています。そのトライアルの中で、次第に理想的な組織編成も見えてくると思っています。

  • T.Yさん

    やはり一緒にミーティングをしていると「なるほど!そういう視点があるのか」という気づきが出てくるんですよね。これまでは自分の事業部のことしか見えてなかったので、さらに視野を広く、全社という視座で見るというのはとても意義の大きいことだと感じています。そのためにも、他サービスの担当者同士が関わる機会は引き続きつくっていきたいと思っています。

  • Y.Kさん

    そういった部分に加え、やはり重要なのはマインドの部分なんでしょうね。実際にやってみて感じたのは、「全社横断的になることでポジティブな未来を描けるか、そこをいかに共有できるか」というところの大切さです。全社横断の構想を実現することで、各担当サービスに対してどんないい影響をもたらすことができるのか、そういうマインドを持つことが何よりも重要。担当領域のマーケットだけでなく、マイナビが事業として抱えているマーケット全体に対しての想像力を働かせられるかだと思っています。そういう意味で、おふたりがおっしゃる通り、互いの違いを理解していくというのは外せないことだと思います。

VISION

これからのマイナビ像を、全社一丸となって創っていく。

  • Y.Kさん

    前例がないので手探りではありますが、情報共有していくプロセスは徐々にスムーズになってきたと感じています。デジ戦の一人ひとりの意識が変わることが大事なので、できるだけ情報共有の場を設けていきたいですし、どういったことをめざしているのか、というビジョンの共有は引き続きしていきたいですね。また、デジ戦以外の各事業部のメンバーとも、我々デジ戦が推し進めていることやその意義について積極的に会話するようにしています。やはり、マイナビ全社としての意識向上が大事ですので。

  • J.Hさん

    私は、デジ戦が発足したことで事業貢献につながったと、事業部側に実感してもらうことが大切だと思っています。全社的に「デジ戦という事業横断型の部署があることがマイナビの強みなんだ」と思ってもらえるよう、各マーケ部門が活躍してプレゼンスを上げていけるようにしたいですね。あとは、マイナビバイトのユーザー、マイナビ転職のユーザー、マイナビ20××のユーザーという感じで区切らず、一人のユーザーがどうマイナビのサービスを使って、どういう風に成長できるのかというところを見ていくことができるようになると思うので、一人ひとりのユーザーのCXは間違いなく上がっていくと思っています。それは、マイナビが掲げるパーパス「一人ひとりの可能性と向き合い、未来が見える世界をつくる。」にもつながっていくはずですから。

  • T.Yさん

    他の会社ではできないような横の広がりと、その可能性がデジ戦にはあると思います。デジ戦になって最初に感じたのは、マイナビにはこんなにも多くのIT職やWEB職の人材がいるのかという驚きだったんですよね。事業部ごとに色々なカラーがあって、色々なスキルを持った人たちがいて、そういった個性が集まってできている部署なので、組織として非常に面白い集団だと感じています。だからこそ、そこが交わることでこれまでできなかった新しいイノベーションが起こることに期待していますし、これをきっかけにマイナビという会社がどんどん変わっていく予感がしています。

  • Y.Kさん

    デジ戦を率いる本部長(坂本)が話す構想は、マイナビのめざすべき未来です。しかし、そこへのプロセスに答えはありません。答えのない中で、課題や壁に対して、みんなで融合しながらどうやって壊していけるか、どうやって近づいていけるか、というのが我々デジ戦メンバーの使命だと思っています。今マイナビという会社は大きく変わっていく過渡期で、その変化の象徴がこのデジ戦だと思いますので、我々が積極的に動くことで全社一丸となってこれからの理想のマイナビ像をつくっていければと思います。

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