『学生が選ぶインターンシップアワード』実行委員会は、学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシップを表彰する『第4回学生が選ぶインターンシップアワード』を開催しました(後援:経済産業省、厚生労働省、文部科学省、日本経済新聞社、マイナビ)。5月18日(火)に開催されたオンラインイベント「インターンシップカンファレンス2021」にて、大賞および文部科学大臣賞を発表しました。

応募総数421法人・523プログラムのなかから、学生アンケートや学生選考会、選考委員会などの審査を経て、沖縄ワタベウェディング株式会社のインターンシップ「Wedding Produce Program」が大賞を受賞。また、産学連携の取り組みを表彰する「文部科学大臣賞」には国立大学法人 鹿児島大学の「鹿児島大学キャリア形成支援センター 課題解決型インターンシップ」」が選ばれました。

 

 

オンライン受賞発表の様子

(上段左:沖縄ワタベウェディング株式会社様、上段中央:国立大学法人 鹿児島大学様)

 

 

「インターンシップカンファレンス 2021」では、近年キャリアを考える上で重要な存在となった「インターンシップ」をより深く考える場として、受賞企業のプレゼンテーションや、多摩大学経営情報学部・初見康行 准教授による講演(最新の学生アンケートから見るインターンシップ最前線)などを実施。インターンシップの社会的価値を向上するため、教育的効果の高いインターンシップや、学生視点のプログラムの捉え方を議論しました。

 

インターンシップカンファレンス 2021会場の様子

 

 

<大賞>沖縄ワタベウェディング株式会社

【Wedding Produce Program】

 

 

沖縄ワタベウェディング株式会社様 受賞コメント

この度は、名誉ある大賞を頂き心から感動と感謝の想いでいっぱいです。今年で2回目を迎えたインターンシップで、私たちも試行錯誤を続けながら取り組んでおりましたが、常に「学生目線」で考え続けたことが、結果的に実を結んだのだと感じております。これも一重に、ご参加頂いた学生、サポートをしてくれた社員、そして何よりこのインターンシップの趣旨にご理解いただいたお客様あってこそだと思います。コロナの収束が見えず落ち着かない日々が続いておりますが、ここ沖縄から全国へ、そしてブライダル業界へ明るい報告ができたことを嬉しく思います。これからも現状に満足することなく、常にアンテナを張り続け、進化し続けたいと思います。今後とも、多くの人たちにお力添えを頂きながら、成長支援の輪を広げていけるようより一層励んでまいります。

 

 

<文部科学大臣賞>国立大学法人 鹿児島大学

【鹿児島大学キャリア形成支援センター 課題解決型インターンシップ(地域キャリア・インターンシップ及びかごしま課題解決型インターンシップ)

※「大学等における正規の教育課程として位置付けられ、現場実習などの授業科目とされるインターンシップ」および「大学等の授業科目ではないが、学校行事や課外活動等の大学等における活動の一環として位置付けられるインターンシップ」の中から、大学等または大学等と企業の協働の取り組みを表彰

 

 

国立大学法人 鹿児島大学様 受賞コメント

この度は栄えある賞にご選出いただき誠にありがとうございます。改めて、本センターの課題解決型インターンシップにご協力いただきました県内事業所・経済団体の皆様に御礼申し上げます。何より、チャレンジした学生の意欲に勇気をもらいました。昨夏は、新型コロナウィルス感染症によりインターンシップそのものの実施が危ぶまれました。しかし、実施を前提に様々な対応策を練り、受入先と綿密な調整を行うことで全プログラムを無事に終えることができました。アフターコロナを見据え、これから社会に出る学生を地域の皆様と共に育て、また学生自身の力で新たな価値を生み出し地域が盛り上がるプログラムになるよう、さらに尽力する所存です。

 

 

《優秀賞》 ※50音順

・フェリス女学院大学

・明治大学・関西大学

・株式会社ロイヤルコーポレーション

 

 

《入賞》 ※50音順

・アイグッズ株式会社 ・税理士法人アイユーコンサルティング ・金杉建設株式会社

・株式会社ヤマダフーズ、株式会社小田島工務店、六郷小型貨物自動車運送株式会社、

株式会社斉藤光学製作所、株式会社あきた総研(5社共同プログラム)

・株式会社ユーシン精機

 

 

 

【総評】選考委員会座長・梅崎修 法政大学キャリアデザイン学部教授※一部抜粋

本年のインターンシップでは、コロナ禍の状況にありながら、地方企業や中小企業が積極的にプログラム開発に挑戦する姿が印象的であった。受入人数が少なくリスク管理が容易であったことも要因の一つだと考えられる。学校主体のインターンシップでは、ここ数年の傾向であるが、質の高いプログラムが多かった。プログラムそのものに加えて、その前後のフォローが充実していることで学生の学びを深め、満足度を高めていたようだ。今後、インターンシップの実施や本アワードへの応募を検討されている法人は、ぜひ本アワードで紹介した事例をインターンシッププログラム検討の参考にしていただきたい。一方で、審査員としては“見たこともないような新しいプログラム”に出会いたいと願っている。

 

 

 

 

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「インターンシップカンファレンス2021」の様子は、

5月21日(金)~6月4日(金)の期間、HPで公開しています。

URLhttps://internship-award.jp/

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【学生が選ぶインターンシップアワードとは】

学生の社会的・職業的自立に貢献したインターンシッププログラムを表彰するアワードです。今回が第4回目となります。学生の職業観涵養を促進する効果的なインターンシッププログラムを周知することで、プログラムの質的向上および実施企業数の増加を実現し、学生と企業のより精度の高いマッチングを目指します。また結果として、「学生がインターンシップに参加する目的に合致し、1年次から卒業前までの在学中に自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験をより積極的に行う環境」の構築をめざしています。

 

主催:「学生が選ぶ インターンシップアワード」実行委員会

後援:経済産業省、厚生労働省、文部科学省、日本経済新聞社、マイナビ(順不同)

 

選考フロー:

企業・大学から応募されたインターンシップについて、参加学生のアンケート調査などをもとに学生選考会による審査、有識者部会による審査を経て受賞法人を決定

 

<お問い合わせ先>

「学生が選ぶインターンシップアワード」運営事務局(株式会社マイナビ)

MAIL:job-internship-award@mynavi.jp

https://internship-award.jp/

TEL:03-6267-4570(受付時間:平日10:00 – 17:00)