株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:中川信行)は、2022年卒業予定の大学生・大学院生を対象とした「マイナビ 2022年卒大学生のライフスタイル調査<今の自分と未来編> ~ 就活生の今と、思い描く未来のイメージ ~」を発表しました。調査概要は以下の通りです。
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【TOPICS】
◆「育児休業をとって積極的に子育てしたい」男子の割合は56.5%で6年連続増加、女子は69.9%で微減。【図1、2、3】
◆「選択的夫婦別姓」を希望する割合は男子で47.8%、女子で52.8%。【図4、5】
◆「友人関係の広いネットワーク」「ストレス耐性」「就活に対するやる気」が欠けていると自覚する学生が増加。【図6】
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【調査結果の概要】
子育てについての考えを聞いたところ、「育児休業を取って積極的に子育てしたい」と回答した割合は、男子56.5%(前年比5.0pt増)、女子69.9%(前年比1.5pt減)だった。男子は6年連続の増加となり、14年卒の調査開始以来の最高値を更新した。子育てについて前向きな回答をした学生に、子供は何人欲しいか聞いたところ、男子の平均は2.16人、女子の平均は2.09人で、ともに17年卒の調査開始以来最も少なかった。【図1、2、3】
【図1】子育てについて、あなたの考えに近いもの
【図2】「育児休業をとって積極的に子育てしたい」の割合推移
【図3】子供は何人欲しいか・平均人数の推移(単位:人)
「選択的夫婦別姓」について「今まで通り結婚すれば同じ姓になる方が良い」(=希望しない)と「同じ姓にするか、別の姓にするか、選べる方が良い」(=希望する)のどちらの考えに近いか聞いたところ、「選択的夫婦別姓」を「希望する」割合は、男子47.8%、女子52.8%となった。「希望しない」割合は男子33.6%、女子30.5%だった。
「結婚や育児の質問について回答する際、最も重視した項目」の回答別に、「選択的夫婦別姓」の考え方を集計したところ、女子では、「自分のキャリア・仕事」を重視すると回答した人は、「収入・家計」や「将来持つであろう家庭」を重視する人より「選択的夫婦別姓」を「希望する」割合が高い(58.3%)傾向にあった。【図4、5】
【図4】「選択的夫婦別姓」について、あなたの考えに近いもの
【図5】結婚後の働き方や子育てと働き方についての質問に回答する際、最も重視したことの回答別
「選択的夫婦別姓」について、あなたの考えに近いもの
「あなたに欠けていると思うもの」を聞いたところ、男子は「コミュニケーション能力」が35.5%(前年比0.2pt増)と最も多く、女子は「自分の長所をアピールする力」が40.0%(前年比2.1pt減)で、7年連続の最多となった。
前年と比較して大きく変化のあった項目は、男女とも「友人関係の広いネットワーク」「ストレス耐性」「就活に対するやる気」で、「欠けている」と回答した学生が前年より増えている。新型コロナウイルス感染拡大により、大学生の登校日数が前年の半分以下と大幅に減少しており(※1)、そのような状況下で、「友人関係のネットワークづくり」を満足に行えなかったり、ストレスに対して弱くなったりし、「就活に対するやる気」を起こすことができていない可能性がある。【図6】
※1 マイナビ 2022年卒大学生のライフスタイル調査<withコロナ編> ~ 学生生活はwithコロナでどう変わったか ~
【図6】あなたに欠けていると思うもの(複数回答)
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【「マイナビ 2022年卒大学生のライフスタイル調査<今の自分と未来編>」概要】
○調査期間:2020年11月26日(木)~2020年12月23日(水)
○調査方法:2020年11月30日時点のマイナビ2022会員の大学生・大学院生にWEB DMを配信。
2020年11月26日に過去のアンケート回答者にWEB DMを配信。
○有効回答数:3,938名(回答内訳:文系男子621名/理系男子594名/文系女子1,871名/理系女子852名)
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