紙の出張申請書利用者は41.0%

出張手配にかかる時間は平均1時間以上


 

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)が運営する法人向け出張手配・管理サービス『マイナビBTM』(URL:https://btm.mynavi.jp/service/)は、2019年の1年間に宿泊を伴う出張に行った507名を対象に、『出張実態調査』を発表しました。

 

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TOPICS

◆出張申請に「紙の出張申請書」を使っている人は41.0%。1回の出張手配にかかる合計時間は平均62.2分

◆出張で特に面倒なことは「ホテルの手配」が56.6%。次いで「航空券・新幹線など、交通機関の手配」が46.0%。

 出張業務で会社に対して改善して欲しいことのトップ3は、「ホテルの手配」「航空券・新幹線など、交通機関の手配」「出張費の精算業務」

◆出張手配管理サービス(BTM)を「知っている人」は26.2%。出張手配管理サービスを「導入している」と回答した人は17.6%

 

 

【調査結果の概要】

◆出張申請に「紙の出張申請書」を使っている人は41.0%。1回の出張手配にかかる合計時間は平均62.2分

出張申請を行う場合、主に使っているツールは「出張申請書(紙面)」が41.0%と最も多かった。次いで「出張申請書(電子データ)」が25.2%と、出張申請書を使って申請を行っている人は合計66.2%であった。一方「ワークフローシステムや経費精算システムなど」を利用している人はわずか13.8%だった。

1回の出張手配(ホテル、航空券、新幹線等の予約すべて)にかかる時間は平均62.2分。2時間以上かかっている人の割合は、16.5%となった。

 

【図1】出張の申請方法

 

【図2】1回あたりの出張手配にかかる時間

 

◆出張業務で特に面倒なことは「ホテルの手配」が56.6%。次いで「航空券・新幹線など、交通機関の手配」が46.0%。出張業務で会社に対して改善して欲しいことのトップ3は、「ホテルの手配」「航空券・新幹線など、交通機関の手配」「出張費の精算業務」

出張の際に発生する業務の中で、”特に面倒だと思っていること”は「ホテルの手配」が最も多く56.6%。次いで「航空券・新幹線など、交通機関の手配」が46.0%、「出張中の移動手段を調べる」が29.2%と、宿泊先や交通手段の手配業務を面倒に感じている傾向にある。

出張の際に発生する業務の中で、”改善できると思うこと”、会社に対して”改善して欲しいこと”は「ホテルの手配」が46.4%。次いで「航空券・新幹線など、交通機関の手配」が39.1%、「出張費の精算業務」が28.4%だった。約半数の人が、ホテルの手配を面倒だと感じ、改善したいと考えていることが分かった。

 

【図3】出張に関する業務で面倒なこと・改善してほしいこと(複数回答)

【面倒だと思っていることに関するコメント(一部抜粋)】

・「ホテルの手配」と答えた人のコメント

 「滞在できるホテルのランクが決まっているから」(35才男性/東京都)

 「繁忙期だとなかなか手配が難しい」(46才男性/京都府)

 

・「航空券・新幹線など、交通機関の手配」と答えた人のコメント

 「レンタカーの手配や新幹線の時間の確認が面倒」(44才男性/神奈川県)

 「出張先の土地勘がないと交通手段を調べるのが難しい」(42才男性/埼玉県)

 

・「出張中の移動手段を調べる」と答えた人のコメント

 「何がベストかわからないから」(35才男性/東京都)

「出張先のローカル交通機関、特にバスがわからない」(54才男性/北海道)

 

【改善してほしいことに関するコメント(一部抜粋)】

・「ホテルの手配」と答えた人のコメント

 「候補が決まっていれば手配しやすい」(40才男性/大阪府)

 「会社で手配してほしい」(53才男性/青森県)

 

・「航空券・新幹線など、交通機関の手配」と答えた人のコメント

 「移動手段とホテルが一括で頼めると楽」(38才男性/愛知県)

 「総務などで手配して、切符を支給してくれると助かる」(59才男性/神奈川県)

 

・「出張費の精算業務」と答えた人のコメント

 「出張費の精算は、まとめて精算できるよう、会社の事務で一括精算してほしい」(48才男性/福岡県)

 「精算が大変なのでネットで簡単にできるように効率化してほしい」(35才男性/埼玉県)

 

 

◆出張手配管理サービス(BTM)を「知っている人」は26.2%。出張手配管理サービスを「導入している」と回答した人は17.6%

出張手配管理サービス(BTM)を「知っている」と答えた人は26.2%。「意味は知らなかったが聞いたことはある」は28.8%。「知らない」と答えた人は45.0%。半数近くが出張手配管理サービスを知らないと回答した。

出張手配管理サービス(BTM)を職場で「導入している」と答えた人は17.6%。実際に導入が進んでいるのは約2割弱であった。

※出張手配管理サービス(BTM)とは……Business Travel Managementの略称で、出張に関わるさまざまな業務を一元管理できるシステムのこと

 

【図4】出張手配サービス(BTM)を知っていますか

【図5】出張手配サービス(BTM)を導入していますか

 

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◆調査概要

・調査対象:マイナビニュース会員507名(男性:369 名/ 女性:138名)

・調査期間:2020年2月3日(月)~2020年2月7日(金)

・調査方法:『マイナビニュース』会員アンケート(WEB)​

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<出張手配・管理サービス『マイナビBTM』概要>

『マイナビBTM』は新しい形の出張手配・管理サービスです。出張の手配や精算、費用の分析までをワンストップで行うことができます。直観的に操作できる予約画面で、出張手配のストレスを軽減。出張者・管理者双方の出張業務をより効率化・見える化し、出張業務にかかるあらゆる手間やコストを削減することができます。

URL:https://btm.mynavi.jp/service/

 

<『マイナビBTM』の特徴>

・出張申請・承認機能が付いているので、出張に関わるワークフローがサービス内で完結

・出発地と目的地、日時を入力するだけで、宿泊施設や飛行機・新幹線を一括で検索・手配可能

・出張費用を会社に一括請求できるので、出張者の精算業務が無くなり、余分な手間を大幅に削減