~インターンシップへの応募率が調査以来初の9割超え。選考に落ちた経験のある学生も初めて半数を超える~ 


株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、『マイナビ2021』に登録している大学生・大学院生を対象とした「2019年度 マイナビ大学生インターンシップ調査」の結果を発表しました。調査結果の概要(一部抜粋)は以下の通りです。(有効回答数:5,247名)

 

【TOPICS】
▼インターンシップに応募したことがある学生は93.8%(前年比11.1pt増)、参加したことがある学生は84.9%(前年比12.1pt増)と、共に前年よりも10pt以上増加し過去最高値を更新。平均参加社数も3.2社(前年比0.2社増)と5年連続で増加した。【図1】

 

▼参加社数の内訳は、1社参加が17.7%(前年比4.7pt減)、2社以上参加が67.2%(前年比16.8pt増)だった。インターンシップ未参加は15.1%(前年比12.1pt減)。【図2】

 

▼インターンシップの選考を経験したことがある学生は全体で61.1%(前年比10.7pt増)となり、初めて半数を超える50.8%の学生が1回は選考に落ちたことがあると回答。【図3】

 

▼今後参加したいプログラムの内容は、「実際の現場での仕事体験(33.5%)」が最も高く、「実際の現場の仕事のシミュレーション体験(18.6%)」、「会社見学・工場見学・職場見学(14.5%)」と続いた。【図4】

 

<調査結果の概要>
インターンシップへの参加率は8割以上、応募経験のある学生は9割を超え、いずれも昨年より10pt以上増で調査を開始した2014年以来最高となった。その中でも、複数社のインターンシップに参加する学生が増加している。

また、応募率が高まり、学生にとってはインターンシップの選考を受けることも一般的になっている。それにより、選考に落ちた経験がある学生が初めて5割を超える結果となった。

今後参加したいプログラムの内容は、「実際の現場での仕事体験」が最も多かった。実際の仕事体験を学生に提供することは難しくとも、業務のシミュレーション体験や職場見学等で、仕事環境や内容をより現実に近い形で体験できるプログラムを用意することが、学生とのマッチングを図るうえで重要なポイントになるだろう。

 

 

【図1】インターンシップ応募率・参加率および平均応募社数・平均参加社数

 

 

 

 

 

 

【図2】インターンシップの参加社数

 

 

 

 

 

【図3】インターンシップの選考を受けたことがあるか

 

 

【図4】今後参加したいプログラム内容について

 

 

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【調査概要】「2019年度 マイナビ大学生インターンシップ調査」
○調査方法/『マイナビ2021』全会員に対するWEB調査
○調査期間/2019年10月2日(水)~2019年10月20日(日)
○調査対象/『マイナビ2021』に登録している全国の大学生及び大学院生
       有効回答数5,247名(文系男子:767名、理系男子:880名、文系女子:2,542名、理系女子:1,058名)
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※調査結果の詳細には、こちらからご覧いただけます。また、「マイナビ採用サポネット(https://saponet.mynavi.jp/)」でも公開しています