学生が働き続けたい年齢は平均64.5歳。副業に前向きな学生は約7割にのぼる。


株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2020年卒業予定の学生を対象とした「2020年卒マイナビ学生就職モニター調査 8月の活動状況」の結果を発表しました。概要は以下の通りです。

 

<調査結果の概要>
人生100年時代に向けて、定年の延長なども話題になっているが、学生が働き続けたい年齢は平均で「64.5歳」という結果となった。また働き続けたい年齢として、66歳以上の年齢を答えた学生は33.4%となっており、3人に1人が年金の支給開始以降も働きたいと考えている。女子に関しては「59歳以下」の年齢を回答した学生は3割以下にとどまっており、男女問わず長く働き続ける意向を持っている学生が多い事が分かる。

 

また、副業に対して前向きな学生は約7割にのぼり、副業を認める会社にポジティブな印象を抱く割合も高くなっている。昨年、厚生労働省が「モデル就業規則」を改訂し実質の副業解禁となり、今後も副業に関して、前向きな姿勢の学生は増えていくだろう。

 

【TOPICS】
・「人生100年時代」の到来にあたり、働き続けたい年齢の平均は「64.5歳」(男子66.4歳、女子62.8歳)【図1】
・働き続けたい年齢の内訳は、66歳以上の年齢を回答した学生は33.4%を占める。また、59歳以下の年齢を回答した女子学生は24.8%【図2】
・副業を「ぜひやってみたい」学生は23.1%(前年比2.6pt増)、「興味がある」のは46.2%(前年比1.8pt増)でおよそ7割の学生が前向きな考え【図3】
・副業を認める企業に「ぜひ就職したい」学生は67.0%(前年比3.6pt増)【図4】
・福利厚生の注目点は「家賃補助(64.0%)」が1位、「社宅・社員寮(51.8%)」が続く【図5】
・就職活動を表す漢字一文字は7年連続で「楽」が1位、「苦」が2位という結果に【図6】

 

【参考グラフ】


  【図1】「人生100年時代」が到来すると言われるが、何歳まで働き続けたいか(平均) 【単位:歳】

 

   【図2】何歳まで働き続けたいか(分布)

 

 

【図3】正社員の副業についてどう考えるか

 

 

【図4】副業を認める企業についてどう思うか

 

 

【図5】企業の福利厚生をチェックするとき注目したポイントすべて【複数回答】

 

「☆」記載の回答項目は、2019年卒調査では「社宅や家賃補助」。本年度調査から別の回答項目に。
「※」記載の回答項目は、本年度調査より追加

 

 

 【図6】あなたの就職活動を漢字一文字で表すと

 

 

 

 

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【「2020年卒マイナビ学生就職モニター調査 8月の活動状況」概要】
○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
○調査期間/2019年8月26日~2019年8月31日まで
○調査対象/2020年卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生
   回答数1,591名
 (文理男女別)文系男子:277名、理系男子:483名、文系女子:378名、理系女子:453名
 (地域別)関東607名、東海153名、関西338名、その他493名
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※調査結果の詳細には、こちらからご覧いただけます。また、「新卒採用サポネット(https://saponet.mynavi.jp/)」でも公開しています