はじめに

採用担当のYです。マイナビと聞くと人材の会社というイメージが強いかもしれませんが、生活情報の分野でも大きなメディアを持っています。そのひとつが月間約1億PVを誇る『マイナビニュース』です。ビジネスからデジタル、ライフスタイル、エンタメなど幅広いジャンルで最新ニュースをリリース。多くの情報を網羅するコンテンツはどのようにして作られているのか…編集部長のHさんからうかがいました。

※取材・撮影は、感染防止に配慮した現場環境にて実施しております。

プロフィール

コンテンツメディア事業本部/Y・H

マイナビには2007年に新卒で入社。当時の出版事業部(現・株式会社マイナビ出版)に配属され、『マイナビニュース』の前身メディアを担当。2011年4月より現事業本部に異動となり、2018年より現職に就任。

※所属を含む掲載内容は取材当時のものです。

今日はよろしくお願いします。いきなり本題ですが、『マイナビニュース』とはどんなメディアですか?

(Y・H)『マイナビニュース』は、20~30代のビジネスパーソンを中心に幅広い層に向けた総合情報ニュースメディアです。月間PVは約1億、扱うジャンルはビジネスやライフスタイル関連の情報からデジタル、エンタメなど幅広く業界でも有数の規模を誇っています。
当社では日本最大級の就職サイト『マイナビ』を運営していることもあり、併せて『マイナビニュース』にも馴染みを持ってくださるのか、特に20~30代の読者が多いことが特徴です。

ユーザーは比較的若い層が多いのですね?

(Y・H)そうですね。ですから金融系の記事ひとつにしても、あまり専門的な内容を詰め込むのではなく、エントリー層を意識して分かりやすく伝えるようなものにしています。これから資産運用したいとか、住宅を購入したいとか、そういった方々が気軽に読めて行動に移しやすいような記事。”知らない人に気づきを与えられることができるといいな”というところは意識していますね。

Hさんはどのような経緯でこちらに配属になられたのですか?

(Y・H)私が所属しているコンテンツメディア事業本部は比較的中途入社の方が多いのですが、私は2007年の新卒組です。以前から雑誌や書籍が好きで、ちょうどインターネットが普及してきたタイミングでしたのでメディア系の企業に就職できたらいいな、という思いで就活していました。当社を受けたのもそのような分野に強みを持っていたからです。入社後の配属先は希望通りの出版事業部(現・株式会社マイナビ出版)となりました。もともと自作パソコンが趣味で、PhotoshopやIllustrator、Flashなどのソフトウェアが扱えた、というのがあったからか、『マイナビニュース』の前身である『マイコミジャーナル』のデジタル関連の編集部に配属されました。その後、マイナビニュースの企業IT・エンタープライズ関係の広告制作を担当し、再び編集に戻り、現在はライフスタイル分野の責任者を務めています。

具体的にはどのような仕事をされているのですか?

(Y・H)『マイナビニュース』にあるキャリア・ライフスタイル関連の編集記事を制作しています。このジャンルは20~30代のビジネスパーソンをターゲットにし、経営者の寄稿連載やキャリアインタビュー、仕事術、ビジネス書の書評、資産形成・運用、レジャー・グルメ情報まで幅広く取り扱っています。最近では、テレワークなど新しい働き方・生活様式に関するニュースや事例の取材などにも注力しています。私はそこの責任者なので、いわゆる媒体のコンセプトや記事のラインナップ、全体の戦略を考えることはもちろん、数字とクオリティ面も含めて全体をコントロールするなどといった役割を担っています。

取り扱うテーマが幅広いこともあってか、編集部にはいろんな個性を持ったメンバーがいますね。社内異動で来た方、他業界から転職して来た方、元の職種も営業だった方もいて本当に多士済々です。そんなメンバーと、議論やディスカッションベースでの企画会議を重視して進行しています。号令をかけるのは私なので、会議で出た意見を集約することもありますし、時にはトップダウンでオーダーを下すこともあったりしますね。ただ、一方通行にならないように、できるだけいろいろな意見を聞いたうえで判断を下すということは大切にしています。

そういったお仕事をされる中で、普段から意識されていること、心がけていることってどんなことですか?

(Y・H)常に読者にとって有用な情報を提供するよう心がけています。20~30代のビジネスパーソンに向け、『マイナビニュース』独自のオリジナリティある正確かつ質の高いコンテンツを提供できるように、というのは日々意識しています。
また、責任者としてはやはり数字にこだわる部分はありますね。もちろん根底にあるのは「読者にとってどうなのか」っていうことなのですが、PV数やUU数、SEO対策のキーワード、SNSなどWEBならではのテクニックをいろいろと活用して、メディアとしての信頼性やブランド力をキープする努力というのも欠かせません。
このくらいの規模のサイトともなると、世の中に対する責任、そして「情報配信メディアとしての責任感」をしっかり持たなければいけないと常日ごろ考えています。

こういう仕事で肝となる情報収集についてはどのように行っているのですか?

(Y・H)仰る通りこの仕事は情報収集が命。世の中のトレンドにアンテナを張って、情報収集を欠かさないことは何よりも大切です。メンバーはみんな担当ジャンルだけじゃなく、そして国内だけじゃなく海外にも幅広くアンテナを張っています。
また、『マイナビニュース』ではなるべく取材をするように、実際体験したものを記事にするように、というようなオーダーを出していて、仕事や生活に役立つノウハウや体験レポート、製品レビューなど、実際に取材して体験して書くということを大切にしています。実際に体験して感じたものを伝えることで、リアリティがまったく変わってきますからね。

この仕事の魅力ややりがいってどんなところですか?

(Y・H)編集という仕事は、本質的には地味で泥臭い仕事ですが、記事制作の過程で著名な経営者に実際にお会いして話を聞いたり、話題の新商品やサービスを体験できたり、最新のトレンドにいち早く触れることができること、そしてそうやって自分の知識を深めていけるのは大きな魅力だと思います。でも一番の魅力であり醍醐味はやはり、自身が担当した記事を多くのユーザーに読んでいただけることではないかと。そしてこれこそがなによりのやりがいだと思います。月間約1億PVの総合情報ニュースサイトである『マイナビニュース』ならではのやりがいですよね。

職場はどんな雰囲気ですか?

(Y・H)ライフ編集部は比較的若い方が多い職場で、風通しも良いと思います。それから育児世代の女性がバリバリ活躍しているのも印象的です。どのメンバーも主体性を持って業務を行っており、自身の専門性をベースに様々なコンテンツを制作しています。
ちょっとユニークかなと思うのは、担当ジャンルなどの垣根を極力なくすようにしています。例えば、いま4課体制なのですが課ごとのデスクに記事チェックしてもらうのではなく、どの課のデスクに見てもらってもいいということにしています。掲載までの時間短縮や編集部としての編集・校正クオリティを一定にできたりというメリットもあるのですが、これにより、各課の意見交換が活発になって、よりオープンなコンテンツ制作ができていると思います。

若手が多いと、育てるのも大変なのでは?

(Y・H)私も含めて管理職が大切にしているのは、上から考えを押し付けないようにすること。それぞれのアイデアや個性ってとても重要なので、そこはできるだけ尊重してあげたいのです。若い方って、例えばお店探すにしてもインターネット のグルメサイトではなくてインスタグラム で探したりする…こういう世代の感性は、リーダー層にとっても刺激になりますからね。
それからチーム内でのコミュニケーションをしっかり取ることも大切にしています。例えばひとつの企画を担当する場合、こういうのがバズったとか、これはこのくらいのPVだったとかを編集部でナレッジ共有しているので、若い方でも安心して企画を担当できると思います。また、メンター制度のような形でしっかり原稿をチェックする先輩を付けたりと、育成という部分は力を入れています。

最後に今後の目標を教えてください。

(Y・H)編集長という立場として言えば、引き続き『マイナビニュース』の価値向上に努めたいと思います。時代はどんどん変わっていきますが、世の中の変化に合わせて形を変えながら、誰もが知っているニュースサイトに成長させることできればよいと考えています。 一方、私個人としては、一介のニュースサイトの担当者ではなく、情報通信業を幅広い視点で捉え、新しいサービスを“創る人”になれればと考えています。

―いろいろなお話が伺えてとても参考になりました。本日はどうもありがとうございました。