株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)が運営する大学生向け総合メディア『マイナビ学生の窓口』(URL:https://gakumado.mynavi.jp/)は、「大学生が選ぶ“2020年ヒット予想ランキング”」を初めて発表しました。

本ランキングは、2020年に話題になりそうなこと・流行りそうなことについて、全国の大学生521名に選択式でアンケートを実施したものです。また、15~69歳598名に実施した調査(一般ランキング)との比較も行いました。全項目の中から一部抜粋し、お知らせします。

 

 

【大学生ランキングTOP3

第1位:5G(ファイブジー)(30.3%)

主な理由として「通信が速くなるから」「医療での活用が期待されるから」「世の中を大きく変えるかもしれないから」など、次世代通信に対する期待が第1位という結果となりました。一般ランキングでも3位にランクインしており、世代を問わず注目されています。

 

第2位:在宅勤務、テレワーク(24.8%)

「コロナウイルスによって在宅勤務やテレワークが増えたから」「コロナウイルスの流行によりその良さが見直されているため」「コロナウイルスを契機に働き方改革の一環として浸透していきそうだと思ったため」と、社会人として働く前にもかかわらず、大学生からも在宅勤務やテレワークに対する注目が集まり、今後の働き方改革への影響を予測する意見が集まる結果となりました。一般ランキングでは1位にランクインし、「昨今増えてきていて、それで仕事が回っている気がするから」「これまでの会社の在り方の変革」と、その良さに着目した意見が多く見られました。

 

第3位:嵐・活動休止、嵐ロス(24.2%)

2020年12月31日をもって活動を休止することを発表した人気アイドルグループ。「アイドルのトップがいなくなるから」「ファンが大勢いるから」「国民的グループの活動休止は大きな衝撃だと思うから」などの理由から、世代を超えて根強い人気を誇るアイドルグループの解散は、大学生にとって大きな衝撃となったようです。一般ランキングでは8位にランクイン。

 

【参考】15~69歳598名に実施した「2020年ヒット予想ランキング」

 

 

【総括】

新型コロナウイルス感染症の影響を受けて感染症対策や除菌関連のキーワードが、一般・大学生それぞれのランキングで共通して上位にランクインしました。大学生ランキングの全体的な特徴として、AI(人工知能)、VR(仮想現実)、eスポーツ、AI家電などテクノロジーへの興味関心が高いことがうかがえます。

 

また、一般では20位以内にランクインしなかった音楽、動画、漫画や書籍などのサブスクリプションサービスも大学生ランキングでは15位、16位に。「新型コロナウイルスによる自宅待機時の暇つぶしになるから」「周りの子がみんな利用している」「サブスクが当たり前の時代になりそう」など様々な意見があがりました。大学生を中心に今後さらに受け入れられていく可能性がありそうです。

 

就職活動についてもリアルでの対面型面接の機会が大幅に減少したことにより、WEB面接が大学生で9位、一般で10位にランクイン。大学生の声も「新型コロナウイルスのこともあり、WEB上での面接が必然的に行われると思う」「実際にそうなっているから」と現状を受け入れる声が多く、一般の声としても「平等の機会」「移動せず簡単に出来るから」といった好意的な声が上りました。外出の自粛が求められている中、WEB面接が浸透することで、就活生にとってはこれまで距離的な理由で諦めていた遠方の企業を受けるきっかけになるかもしれません。

 

 

▼その他、本調査に関する詳細は下記URLをご参照ください。

https://gakumado.mynavi.jp/gakumadolab/e-booklist/trendanalysis/trendaward/hit2020/

 

 

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<マイナビ学生の窓口「大学生が選ぶ“2020年ヒット予想ランキング”」概要>

調査企画:株式会社マイナビ / 実査委託先:株式会社インテージ

調査期間:2020年3月27日(金)~3月30日(月)

調査方法:

・株式会社インテージが保有するパネルから複数選択式でWEBアンケートを実施

・選択肢は、株式会社インテージとガクマドラボ運営事務局の独自調査、および4名の大学生に定性調査を実施して抽出したワードの中から86項目を選抜

有効回答数:大学生ランキング 521名 / 一般ランキング(15~69歳) 598名

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