大学1、2年生が将来不安に思うものは「就職活動」よりも、将来の「お金」や「結婚」


株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、「マイナビ 大学生低学年のキャリア意識調査」の結果を発表しました。本調査は、大学1、2年生の男女1,142名に、現時点の仕事や就職活動に関する考えを調査したもので、今回で3回目となります(前回調査:2019年2月実施)。

 

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【TOPICS】
▼ 大学1、2年生のうち、4人に1人(26.8%、前回比4.2pt増)の学生が既にインターンシップを経験し、今後参加したい割合は約8割にのぼる。

 さらに約3割がOB・OG訪問を1、2年生のうちからやってみたいと回答

▼ 「地元で働きたい」割合は前回から5.8pt増加し33.9%。地域別では東海・北陸・甲信越地方が45.3%で最多

▼ 将来、最も不安だと思うもののトップは「お金(27.4%)」で、「就職活動(15.2%)」を大きく上回る結果に。

男子学生の約3割が「育児休業を取って積極的に子育てしたい」

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<調査結果の概要>

大学生の低学年(1、2年生)では、4人に1人にあたる26.8%(前回比4.2pt増)の学生が既にインターンシップに参加しており、過去最高の数値となった。今後参加したいとする学生の割合も8割近い(78.3%)。弊社の別調査では(※)、2021年卒大学生・大学院生(現大学3年生・大学院1年生)のインターンシップ参加率は84.9%と、インターンシップの参加が一般的になっていることが分かっているが、低学年の学生にもインターンシップが徐々に浸透してきており、早い段階から業界や企業について研究していることがうかがえる。OB・OG訪問を「大学1、2年生のうちからやってみたい」という回答も28.6%に及んだ。

※2019年度マイナビ大学生インターンシップ調査(2019年10月実施)

 

 

 

 

将来就職して働く場所について、「地元で働きたい」とする割合は前回調査より5.8pt増え、33.9%という結果だった。5地域別にみると、「東海・北陸・甲信越地方」が45.3%で、他の地域よりも圧倒的に多かった。

 

将来について最も不安だと思うものについては、「お金(27.4%)」、「結婚(16.8%)」が続き、「就職活動(15.2%)」を上回った。目の前の就職活動だけではなく、長期的な視点でキャリアとライフスタイルを考え、安定した生活を送りたい学生が多いようだ。また、将来の子育てについて、男子学生の32.3%が「育児休業を取って積極的に子育てしたい」と回答した。

 

 

 

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【調査概要】「マイナビ 大学生低学年のキャリア意識調査」
調査方法:18歳~20歳の大学1、2年生を対象にWEB調査を実施(アンケートモニター提供元:GMOリサーチ株式会社)
調査期間:2019年11月20日(水)~2019年11月26日(火)
有効回答数:1,142名(文系男子:277名、理系男子:274名、文系女子:300名、理系女子:291名)

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※調査結果の詳細には、こちらからご覧いただけます。また、「マイナビ採用サポネット(https://saponet.mynavi.jp/)」でも公開しています