高校生に将来のキャリアを見据えた進路先選びを促進。本年度中に実証。


 

株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、高校生向け総合オンライン学習サイト『locus(ローカス)』と群馬県前橋市が連携し、実証的な取り組みを行うことを決定しました。それに伴い、前橋市役所で記者会見を実施しました。

 

 

『locus』は、経済産業省の「未来の教室」(※1)実証事業に選出されたインターンシッププログラム「フィールドスタディプログラム」(※2)が組み込まれた、高校生向けオンライン学習サイトです。

 

進学・就職を検討するすべての高校生を対象に、地域企業を舞台にした探究学習の機会を提供することで、将来のキャリアを見据えた学部・学校選びを促進します。また、ネームバリューや企業規模に左右されない就職時の企業選択や、将来的に地域へイノベーションを起こす人材の環流を目指します。

 

本サイトは2020年4月スタート予定です。そしてこの度、群馬県前橋市と連携し、市立前橋高校と前橋南高校で、サイトスタート前の実証的な取り組みとして本プログラムを使用します。

 

※1:「未来の教室」とは、第4次産業革命が進む世界の情勢に鑑み、日本が世界に様々なソリューションを提供する「課題“解決”先進国」となるため、経済産業省とEdTech研究会が提言した、学びと社会の連携促進を目的とした取り組みです。(経済産業省「未来の教室」より:https://www.learning-innovation.go.jp/

 

※2:「フィールドスタディプログラム」は、地方や地域の経済圏を“リアルな教材”とし、学びの題材として“地域企業が抱える課題”に焦点を当てた高校生向けインターンシッププログラムです。

 

記者会見では、当社・進学進路開発部教育地域創生運営チームの上席キャリアアドバイザー 吉本隆男が登壇。

 

 

 

 

「企業はたった一社で成り立つものではない。地域や産業等とのサプライチェーン、つながりの中で成り立っており、その中で企業のあり方を理解することが大事。」「将来、県外の大学に進学しても、就職を考える際に、地域の企業にもこんな良い企業があったな、と改めて認識いただき、前橋市に優秀な人材が戻ってくるようなプログラムになれば」と話しました。

 

次いで、前橋市の山本龍市長からも「この取り組みがうまくいけば、前橋市内の高校に広がり、さらには他県にも展開できる。前橋市は日本のプロトタイプとして、まずはチャレンジする。それが官民共創のメッセージだと思っている。」と力強く話しました。

 

この記者会見の様子は、前橋市公式Youtubeチャンネルでも公開しています。

https://www.youtube.com/watch?v=4nvojRGxvEQ

 

『locus』は、高校生の進路選択の可能性を広げるとともに、経済産業省をはじめ、全国自治体と連携し、地域への人材還流を目指します。

 

▼『locus』サイトはこちら

https://shingaku.mynavi.jp/cnt/etc/locus/