高校生に進路選択の可能性を広げ、地域企業の活性につなげる


株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、現在開発中の「フィールドスタディプログラム」が、経済産業省の「未来の教室」1実証事業における、2019年度補正学びと社会の連携促進事業(「未来の教室」<学びの場>創出事業)に選ばれました。

 

 

 

 

※1「未来の教室」とは、第4次産業革命が進む世界の情勢に鑑み、日本が世界に様々なソリューションを提供する「課題“解決”先進国」となるため、経済産業省とEdTech研究会が提言した、学びと社会の連携促進を目的とした取り組みです。(経済産業省「未来の教室」より:https://www.learning-innovation.go.jp/

 

 

このたび選出された「フィールドスタディプログラム」は、地方や地域の経済圏を“リアルな教材”とし、学びの題材として“地域企業が抱える課題”に焦点を当てたインターンシッププログラムです。

地域企業と接する機会が少ない高校生向けのインターンシップとして展開し、各高等学校の探究学習の時間を活用して、早い時期から地域企業・産業界との接点を創出します。

 

これにより、進路決定前から地域の企業と触れることが当たり前の社会をつくり、将来的に地域のUターン就職といった人材還流の促進を目指します。また、地域の企業においては、自社で活躍する可能性のある人材育成に寄与することができます。

 

 

 

※サイトはイメージ図です

 

さらにマイナビでは、このプログラムを搭載した高校生向けオンライン学習サイト『locus(ローカス)』を来春リリース予定です。

進学・就職を検討するすべての高校生を対象に、地域企業を舞台にした探究学習の機会を提供することで、将来のキャリアを見据えた学部・学校選びを促進します。ネームバリューや企業規模に左右されない就職時の企業選択や、将来的な地域へイノベーションを起こす人材の環流を目指します。

 

 

▼経済産業省発表2019年度「未来の教室」実証事業の全体像

https://www.learning-innovation.go.jp/themes/edtechdb/assets/pdf/verification_project/verification_project_190716.pdf

 

そして今回、「未来の教室」実証事業の具体的な取り組みに向けて、経済産業省が選定したモデル校(小・中・高校で合わせて4校)のうち、長野県立坂城高等学校へ本プログラムを提供することになりました。

『locus』は、高校生の進路選択の可能性を広げるとともに、経済産業省をはじめ、全国自治体と連携し、地域への人材還流を目指します。