~地元企業や地域の魅力を発見し、地域への人材還流を促進~


株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2020年4月に、高校生向け総合オンライン学習サイト『locus(ローカス)』をオープンします。

『locus』は、フィールドスタディ(職業体験)を効果的に行えるように、事前学習から事後学習を通して、地域や産業、地元企業や様々な職業とのつながりを学び、探究学習が行える総合オンライン学習サイトです。就職・進学など、将来の進路選択時にさまざまな可能性を広げるきっかけを提供します。

 

 

※サイト画面はイメージです

 

 

「2020年卒マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査」(2019年5月28日発表)では、2020年卒予定の大学生・大学院生のうち、地元就職希望率は49.8%で、調査を始めた2012年卒以来で最低となりました。売り手市場のもと、就職活動をする学生の大都市志向が強まっており、地域の未来を支える人材不足は大きな課題です。

また、Society5.0時代の到来に向けて、課題解決力を育む探究的学習の必要性も高まっています。

 

『locus』では、進学・就職を検討する高校生を対象に、地域企業を舞台にした探究学習の機会を提供することで、将来のキャリアを見据えた学部・学校選びを促進します。さらに、ネームバリューや企業規模に左右されない就職時の企業選択や、将来的な地域へ人材の環流と定着を目指します。

 

『locus』のプログラムでは、フィールドスタディ(職業体験)に参加する際、高校生と受け入れ企業の社員にアンケート調査(適性検査)を実施し、調査結果をAI(人工知能)で分析。これによって、その高校生にマッチした企業を『locus』のサイト内で推薦します。地元の企業を知る機会が少ない普通科の高校生などが、従来はなかなか接点を持つことが難しかった企業群で、体験学習をすることが可能です。

 

サイトオープンに先駆けて、今年7月より下記のWebフォーム上で、フィールドスタディ受け入れ企業の募集をスタートします。

 

■『locus』フィールドスタディ登録フォーム

https://survey.mynavi.jp/cre/?enq=5bPgsuD9AaM%3d

 

また、ものづくり企業をはじめとしたさまざまな地元企業への就職促進を目的に、2019年6月20日付けで北海道庁とタイアップ事業を実施することを決定しました。道庁は、道内における本プログラムの受け入れ企業募集の周知を行う予定で、『locus』と道庁がタイアップすることにより、更なる地元就職の促進を図ります。


『locus』は今後、経済産業省をはじめ、全国自治体と連携し、地域への人材還流を促進します。