最終面接を受けた学生は約半数で、前年よりも選考が早い傾向。さらに、第一志望企業の「面接以降の段階」まで進んでいる学生は約6割。


株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2020年卒の学生を対象にした『2020年卒 マイナビ学生就職モニター調査 4月の活動状況』を発表しました。調査結果の概要(一部抜粋)は以下の通りです。

 

調査概要
4月の活動状況について約半数の学生が最終面接を経験し、前年よりも早く選考が進んでいる。一方で、4月中に就職活動を終了した学生は14.1%に留まり、引き続き多くの学生が就職活動を継続しているようだ。
なお、第一志望の企業の選考状況を見ると、文系よりも理系の学生の方が早く進行している傾向にある。
また、入社予定の企業のインターンシップに参加した学生は6割を超えており、インターンシップが入社予定企業の決定に大きく影響しているようだ。

 

《TOPICS》
①最終面接を受けた学生は45.8%(前年同月比4.5pt増)、内々定を受けた学生は35.9%(前年同月比6.0pt増)と、いずれも前年より増加した。また、4月中に入社予定先を決めて活動を終了した学生は14.1%(前年同月比3.5pt増)で、前年よりも選考が早く進んでいる学生が多い結果に。【図1】

 

②4月末時点での第一志望企業の選考状況に関して、「面接以降の段階」まで進んでいる学生は58.1%で、前月よりも31.3pt増加となっている。特に理系男子は69.4%、理系女子は67.4%と、理系学生は進捗が早い。【図2】

 

③内々定先のインターンシップに参加した割合は56.9%。入社予定先の企業に関しては63.1%と6割を超えた。また、インターンシップの参加時期について聞くと、内々定先と入社予定先ともに2月(内々定先:18.7%、入社予定先:21.0%)が最も多く、続いて8月(内々定先:11.3%、入社予定先:15.0%)が多い結果となり、学校の長期休暇期間を利用してインターンシップに参加している学生が多いようだ。入社予定先の企業のインターンシップ参加経験が6割ということからも、長期休暇期間に実施されるものをはじめ、インターンシップに参加することが、学生の企業理解や入社予定先の選択に大きく貢献していることがわかる。【図3、4、5】

 

 

 

 

 

 

 

         ※モニター学生が内々定を獲得した企業について1人当たり最大4社回答した結果を[社数]をベースに再集計した

 

 

 

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【調査概要】『2020年卒 マイナビ学生就職モニター調査 4月の活動状況』
調査期間:2019年4月24日(水)~4月30日(火)
調査方法:2020年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生のモニター会員に配信。Web上のアンケートフォームで回収
有効回答数:2,244名(内訳:文系男子415名 理系男子648名 文系女子570名 理系女子611名)

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※調査結果の詳細には、こちらからご覧いただけます。また、「マイナビ採用サポネット(https://saponet.mynavi.jp/)」でも公開しています