9年連続で採用予定数を「増やす」が「減らす」を上回る。7割以上の企業が5月までに内々定出しをスタート


株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、「2020年卒マイナビ企業新卒採用予定調査」を発表しました。本調査は、企業の新卒採用に対する意識や採用活動全体の動向を把握することを目的に、2001年(2002年卒)以来、毎年実施しています。調査結果の概要は以下の通りです。

 

<結果概要>
■【採用予定数】

「大学(文系)」「大学(理系)」ともに9年連続で「増やす」が「減らす」を大きく上回り、学生優位の売り手市場は続く【図1】。2019年卒入社予定数と比較すると、2019年卒実績の15.4%増の採用を予定【図2】。

 

【図1:採用予定数】

【図2:採用予定数 推移】

 

 

■【スケジュール】

経団連が採用スケジュールの指針を策定するのは本年(2020年卒)が最後となるが、企業の採用活動は前年より前倒し。内々定出し開始のピークは4月(31.3%)で、7割以上(73.1%)の企業が5月までに内々定出しをスタート【図3】。

 

【図3:内々定出し開始時期】

 

 

■【内々定辞退対策の変化】

「懇親会(飲み会)の実施(75.1%)」が前年比10.1pt増【図4】。2017年卒から年々増加傾向にあり、上場企業では82.4%が実施予定【図5】。

 

【図4:内々定辞退対策】 ※上位10項目

 

【図5:懇親会実施企業の推移】

 

■【OB・OG訪問】

47.1%の企業が「OB・OG訪問を受け入れている」と回答【図6】。現場社員と話すことで仕事内容や社風を理解してもらうことが、受け入れの最も大きな理由に【図7】。

 

【図6:OB OG訪問の受け入れ】

 

【図7:受け入れ理由】

 

 

【総括】

株式会社マイナビ 社長室 リサーチ&マーケティング部 部長 栗田 卓也

 

ここ数年の採用難を受けて、今年も意欲的に採用する企業の割合が多い。結果、競争意識が働き、早期から学生と接触・選考を行う企業も増加している。
特に、4月から内々定を出し始める企業が3割を超えており、学生は十分な企業理解も無いままに内々定を得て、意思決定を迫られるケースも増えそうだ。
一方、企業側もそのような状況を見越して、4月以前から内々定辞退策をスタートさせる企業が前年比4.8pt増の24.3%と、早めの準備を進めている。更には学生の理解を深める為に、約半数の企業がOB・OG訪問を受け入れている。昨今、OB・OG訪問に関する誠に遺憾なニュースが多いが、企業側は規律やルールの遵守を徹底し、働く社員の本音を聞ける機会が奪われないようにすることが必要だ。

 

 

 

 

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【調査概要】『2020年卒マイナビ企業新卒採用予定調査』
調査期間: 2019年2月13日(水)~3月6日(水)
調査方法: ・新卒採用実績のある国内企業に回答用紙を郵送
      ・採用・研修担当者のための新卒採用支援情報サイト「新卒採用サポネット」会員にメールマガジンにて案内
      ・マイナビ2020利用企業担当者宛にメールマガジンにて案内
      ・弊社営業担当より、各企業様にご案内
有効回答数:1,541社(上場 414社・非上場 1,127社|製造 646社・非製造 895社)

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※詳細はこちらからご確認いただけます。また、新卒採用サポネット(https://saponet.mynavi.jp)でも公開中です