~ 大学生、大学院生の9月の内々定率は79.9%。 活動を継続する3割の学生をめぐり、依然として企業は採用を継続することに ~


株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)は、2016年卒業予定の全国大学4年生、大学院2年生を対象とした「2016年卒マイナビ大学生就職内定率調査」の結果を発表しました。

 

<調査結果の概要>

 

■ 2016年卒業予定大学生、大学院生の9月の内々定率は全体で79.9%

内定式を直前に控えた9月末の内々定率は前月比10.8pt増の79.9%と、8割の学生が内々定を保有するまでに至った。平均内々定保有社数は前月比0.3社減の1.8社となり、学生が徐々に内々定辞退を進めている一方で、依然として、内々定保有学生のうち、39.5%が複数社からの内々定を保有している。

 

内々定保有学生の「現時点で入社意思の最も高い企業」の従業員規模別では、「~49人」の4.3%と「100~299人」の16.7%がそれぞれ前月比1.1pt上昇しており、中堅中小企業から内々定を受ける割合が増加していることがわかる。

 

内々定保有学生の今後の活動は、活動終了が83.1%(「満足したので終了:77.9%」+「不満だが終了:5.2%」)と、前月に引き続き活動を終了する割合が高まった(前月比14.7pt増)。それに伴い、未内々定者を含めた今後も活動を継続する学生の割合が前月比19.2pt減の32.8%*となっている。ただし、内々定辞退者が出たことにより、企業の採用は継続することとなり、活動を継続する3割の学生をめぐり、今しばらく接触を試みる活動が続くことになりそうだ。

 

* ​未内定者20.1%に内々定を保有して活動を継続する学生12.7%を足しあげて算出。内々定保有者の活動継続割合は、内々定率79.9%に今後も活動を継続すると回答した学生の割合15.9%(「内々定先に不満なので続行する:6.3%」+「内々定先に不満ではないが他の企業もみたいので続行する:9.6%」)を掛け合わせて算出。

 

 

内々定率 年度比較(全体)

HP

 

 

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「2016年卒マイナビ大学生就職内定率調査」調査概要

【調査方法】  『マイナビ2016』の会員に対するWEBアンケート

【調査期間】    2015年9月25日(金)~9月30日(水)

【調査対象】    2016年3月卒業見込みの全国の大学4年生、大学院2年生

【有効回答数】 5,709件(文系男子1,329名、理系男子999名、文系女子2,653名、理系女子728名)

※一昨年から、内々定を得て退会する会員の影響を勘案した新たな計算方式の内々定率も算出しています

※2015年卒以前は8月で内定率調査終了のため、9月調査は2016年卒からとなります

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※調査結果の詳細は採用サポネット(http://saponet.mynavi.jp)で公開しています