12月のエントリー開始から3ヶ月が経過した就職活動序盤戦
~ 焦りの少ない学生、早期の活動が活発化する企業 ~
学生、企業、地方、SNS…2014年卒就活の実態は?!


 

 株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、社長:中川信行)は、2月26日(火)、「2014年卒 就活キーワード」を発表いたしましたので、ご報告いたします。

 

<2014年卒就職活動 序盤のキーワード>


温度差就活

 

 


< 温度差① > 企業の採用活動前倒しによって対応する学生と取り残される学生
前年の2013年卒の就職活動から、企業の広報活動開始が12月に変更となり、各社が採用活動の方法に戸惑ったことで、出遅れによる人材確保に課題が残った。そのため、今年は個別企業セミナー開催が早まり、学生もそのスケジュールに合わせ、企業との接触を図っている。一方、そのスピードについていけない学生も出始めており、結果として、準備ができている学生と遅れをとっている学生の差が広がっている。
 

 

【参考】
~ 企業 ~ 12月スタート2年目。昨年の出遅れた反省を活かし、セミナーを早期から実施する企業

 

主要就職サイト(マイナビ含む)エントリー受付社数&セミナー情報掲載社数 

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マイナビ掲載個別セミナー情報12~5月分比較【公開】

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2月上旬までに各就職サイトでエントリーを受け付けている企業の社数の合計が対前年113.9%、個別企業セミナー情報の掲載社数の合計は120.6%と、いずれも増加している。
セミナーの開催日程数は12月で対前年同月175.6%と、大幅に増加。2月以降もセミナー開催日程数は増加の見込みと、セミナーを早期から開始する傾向が高まっている。 

 

 

~ 学生 ~ スケジュール変更に順応でき、焦りの色が減少する学生

  

 1月の活動状況

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「内定」を取る自信 

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「先輩と比べて、今年の就職環境はどうなるか?」

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早期から個別企業セミナーの予約・参加が増加し、エントリーシートの提出社数も前年を上回り、個別企業へのアプローチが進んでいる。先輩と比較して就職活動の環境が「(かなり+多少)厳しくなる」との予測が大幅に減少し、環境が好転していると認識していることがわかる。
内定を取る自信も男子学生を中心に増加傾向にあり、あまり焦りの色は見られない。これは、就活スケジュールの変更に対して先輩の活動状況を参考にしていることや、経済環境が悪化するイメージが湧かないことが影響していると予測される。

 


< 温度差② > 都市部と地方の地域差が顕著
各企業のセミナーが都市部で開催されることが多いため、セミナー参加回数も必然的に低くなる地方の就活生。就活序盤段階にも関わらず、「交通費・宿泊費」は12月・1月の2カ月だけで「その他地域」の学生の交通費・宿泊費は「関東」の学生の約1.8倍と、倍近い差が出た(「就職活動に費やした費用平均【交通費】」参照)。

1月末までに関東・関西の学生は、各企業への個別セミナー参加に活動がシフトしている。一方で、その他地域では、エントリーをする段階に留まり、活動量も全体的に少ない。

 

 地域別エントリー数(12月・1月合計)

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個別企業セミナーの平均参加回数(12月・1月合計)

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就職活動に費やした費用平均【交通費】

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 < 温度差③ > SNSの利用度にも差が出る
昨今、注目されているSNSを利用した就職活動だが、注目される反面、学生の就活における定着度合いや企業とのコミュニケーションツールとしての活用度合いは低い。

 

スマートフォンは就職活動のどのようなシーンで役立つと思うか?

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  2014年卒学生のスマートフォン保有率は8割を超え、就活の必携ツールとして定着した(マイナビ調べ)。またスマートフォンの普及に後押しされ、SNSを活用する就活生が増加。しかし、未だ6割の学生は就職活動では「あまり活用していない」、「利用の予定がない」と回答するなど意見が割れている。
利用している学生も、企業ページの閲覧や就活仲間との連絡が主な活用方法で、双方向のコミュニケーションツールとしての利用は、一部の学生に留まっているようだ。