売り手市場の一方、上場企業では内定基準を厳しくする傾向に
~次年度の採用活動予測 “これ以上厳しくなりようがない”~



人材と出版の総合サービス企業、株式会社 毎日コミュニケーションズ<マイコミ>(社長:中川信行、本社:東京都千代田区一ツ橋1-1-1)は、2008年4月入社予定の新卒者採用に関する「2007年度 内定状況及び採用活動に関するアンケート」調査結果を発表しましたので、以下概要をご報告します。

<調査結果の概要>
■上場企業では内定基準を厳しくする傾向に。充足率、満足度ともに減少
売り手市場といわれる環境において、上場企業なりの採用の難しさがうかがえる結果となった。採用充足率は全体で86.5%と対前年と比較して横ばいのなか、上場企業においては対前年比4.1ポイント減少。(07卒95.4%→08卒91.3%)また、満足度でも同様に「質・量とも満足」と答える割合が5.4ポイント減少している。(07卒42.0%→08卒36.6%)
内定を出す基準は、全体では約8割が「昨年並み」と回答する中、上場企業では「基準を厳しくした」と回答する割合が前年から3ポイント増加し9.1%に。学生の大手志向が拡がりエントリー数も一定数確保できる環境にある一方、採用基準を厳しくしながら量を確保しなければならない状況が、上場企業の充足率・満足度低下の一要因となっているといえるだろう。

■内定者フォローは「定期的な懇親会」が中心、接触回数は増加傾向
実施している内定者フォローは「定期的な懇親会を開催」が最も多い結果となった(07卒60.1%→08卒65.8%)。また、内定者との接触回数は、昨年「入社までに1~2回程度」(38.9%)が最も多かったが、今期は「2ヶ月に1回程度」(27.0%)が最も多く、次いで「毎月1回程度」(26.3%)となり、それぞれ昨年より割合を増やしている。今期は回数を増やしてより密なフォローをしようとする企業が増えたようだ。 

■次年度の採用について、厳しさ「今年度並み」が増加。早期化は変わらず
次年度の活動予測を聞いてみると、「今期よりも採用が厳しくなる」と予測する採用担当者は減少する一方、「今年度並み」が増加しており、これ以上厳しくなりようがないと感じ始めているようだ。次年度の採用スケジュールを見てみると、採用情報の公開やエントリー受付、会社説明会開催など「前倒し」という回答が3割以上あることから、早期化の傾向に変わりはない。


【「2007年度 内定状況及び採用活動に関するアンケート」調査概要】 
○調査方法/回答用紙を郵送、Faxにて返送。もしくはWEBから回答
○調査期間/2007年7月31日(火)発送、8月16日(木)受付締切り
○アンケート送付対象/国内優良企業8,000社
○回答/1,476件(有効回答率/18.5%) 
【回答の内訳①『上場企業 』375社:『未上場企業』1,101社】【回答の内訳②『製造業』489社:『非製造業』987社】
○備考/~1999年までは10月実施。2000年より採用戦線の早期化を鑑み7月に変更。
※調査結果の詳細は採用サポネット(http://navi.mycom.co.jp/saponet/)で公開しています。