毎日コミュニケーションズ、「2006年度 内定状況及び採用活動」資料を発表
~新卒採用に苦戦する企業の姿が浮き彫りに 採用コストも大幅に上昇~


日本最大級の就職情報サイト「毎日就職ナビ」(http://job.mycom.co.jp/)を運営する株式会社毎日コミュニケーションズ(社長:中川信行、本社:東京都千代田区一ツ橋1-1-1)は、2007年4月入社予定の新卒者採用に関する「2006年度 内定状況及び採用活動に関するアンケート」調査結果を発表しましたので、以下概要をご報告します。


<調査結果の概要> 
■採用充足率が2年連続で低下。上場・未上場で格差広がる。 
企業の高い採用意欲から「売り手市場」といわれるなか、企業全体の採用充足率は2年連続で前年を下回った。上場・非上場別では、上場企業の充足率が上昇する一方(対前年比2.1%増)、未上場企業の充足率が低下するなど(同3.9%減)格差の広がりを見せている。この充足率低下を受け、採用満足度においても「上場」グループにおいて「質・量とも満足」が昨年比+3.3%で増加しているが、未上場企業では前年比-1.2%に減少という結果となった。


■採用活動が「前年より厳しかった」が6割を越える。採用基準は引き続き緩和傾向に。
今年度の採用活動を対前年と比較して「昨年より厳しかった」と回答する企業が6割を超える数字となった(62.1%:対前年比10.5%増)。このような状況を受けて、「昨年より基準を緩くした」企業は10.6%(前年比5.8%増)と採用基準は引き続き緩和傾向にある。


■約半数の企業で対前年と比較して応募学生数が減少。採用継続も増える。
応募学生数では「減った」との回答が46.8%と「増えた」の33.0%を上回り、約半数の企業が「エントリーが減った」と感じていることが分かる。採用計画人数の充足に苦戦する中、「今後も採用を継続する」と答えた企業は文系・理系とも増加しており、採用の長期化が伺える。


■内定辞退者増化、採用コストも大幅に上昇。
内定辞退が「増加した」と回答した企業が36.2%(前年比0.9%増)、「減少した」と回答した企業が23.9%(前年比1.0%減)となり、内定辞退の増加を示す結果となった。一方、就職情報サイトへの広告費や入社案内などの制作費、セミナー運営費など、企業の採用費の平均総額は昨年の805.1万円から今期962.2万円と大幅な伸びを見せ(前年比19.5%増)、2年連続の増加となった。


■74.6%の企業で人事以外の社員が採用活動に協力。
新卒採用に関し、74.6%の企業が人事部以外の社員から何らかの協力を得ていることがわかった。具体的には「学内セミナーや就職イベントでの仕事紹介」(54.5%) に次いで「内々定フォロー」(43.8%)と続く。雇用のミスマッチ解消を含め、企業も積極的に人材を投入していることが分かる。


【「2006年度 内定状況及び採用活動に関するアンケート」調査概要】
・調査方法/国内企業8,000社を対象に回答用紙を郵送、Faxにて返送。もしくはWEBから回答
・調査期間/2006年7月31日(月)発送、8月22日(火)受付締切り
・回答/1,296件
(内訳①上場企業329社、未上場企業967社 内訳②製造業370社、非製造業926社)、有効回答率16.2%
・備考/98年から毎年実施。99年までは10月実施。2000年より採用戦線の早期化を鑑み7月実施に変更。


※調査結果の詳細は採用サポネット(http://navi.mycom.co.jp/saponet/)で公開しています。