2017年卒業予定の学生を対象とした「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」の中で、今回初めて「“就活自己採点”調査」を実施しました。本調査は、ここまでの就職活動について、学生に100点満点で自己採点してもらったほか、『難易度』『意欲度』『多忙度』『心労度』『満足度』の5項目に対しても、10段階で評価してもらいました。結果は以下の通りです。

 

総合評価(100点満点中)

 

点数①_corp

 

▼ 点数をつけた理由 一部抜粋(自由記述)

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文理男女(点数)  得点の理由

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理系男子(100点) 「1年前から志望していた企業に内定をいただいたから。」
文系女子(100点) 「自分が心から納得いって、就職したいと思える企業を見つけられたから。」
文系男子(90点)  「自分の適性にあった就職先を見つけることができたからよかった。」
理系男子(90点)  「 第一志望は無理だったが、業界大手から内定を貰うことができた。」
理系女子(90点)  「 第一希望の企業ではないが、思っていたよりもずっと福利厚生のしっかりした会社に就職できたため。」
文系女子(80点)  「 もっと早くから準備すればよかったとは思うが、結果的に内々定先に満足はしているためそんなに後悔はない。」
理系男子(80点)  「業界の中で会社を絞る軸が決まるのが遅くなり前半やみくもにエントリーしてしまっていたため。」
理系男子(75点)  「早い段階からの、計画・対策が功を奏した。一方で、受ける企業数はもっと多くしても良かったと思う。」
理系男子(70点)  「希望業界には就職できなかったが、専門は活かせそうであり、内定者の雰囲気もよかったため。」
文系女子(65点)  「あの時の自分なりに精一杯取り組んだと思うが、面接でもっと上手く話せたのでは?など疑問が出てくる。」
理系女子(60点)  「全体的に動き出しが遅く、考えが甘い部分があったため。」
文系男子(45点)  「 志望する業界からは内々定が得られなかったため。」
理系女子(40点)  「前半業界を限定しその結果何社も落ちてしまい、焦ってしまったため。」
文系男子(30点)  「 多くの選考を受けているものの、内定が1社も出ていないため。」

 

 

項目別(10段階中) 例)難易度が10であれば「非常に難しかった」という評価

点数②_corp

 

初調査となった今回、就職活動の総合評価は全体平均で「71.4点」となった。90点~100点の高得点をつけた学生のコメントを見ると、第一志望や大手企業から内々定を受けて活動に満足している様子がうかがえる。

最も多い回答は「80点」であった。60~80点台をつけた学生からは、内々定を受けて納得しているものの、第一志望でなかったことや企業を絞りすぎたこと、準備不足などが反省点として挙がった。文理男女別の比較では、最も点数が高いのは「理系男子(73.4点)」となった一方で、最も低かったのは「文系男子(67.8点)」だった。

項目別の評価では、理系よりも文系の方が『難易度』が高く、特に「文系男子」が10段階中9.6と突出している。「文系男子」は大手企業志向が高い傾向にあることから、内々定を得る難しさを感じているようだ。『多忙度』については、理系の方が高く、学業との両立に忙しかった様子がうかがえる。『心労度』に関しては、総じて女子の方が高かった。※「2017年卒マイナビ大学生就職意識調査」より

 

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【「2017年卒マイナビ学生就職モニター調査 7月の活動状況」概要】
○調査方法/WEB上のアンケートフォームより入力
○調査期間/2016年7月27日(水)~ 7月31日(日)
○調査対象/2017年に卒業予定の全国大学4年生及び大学院2年生
      有効回答数1,129名(文理男女別)文系男子165名、理系男子338名、文系女子285名、理系女子341名

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調査結果の詳細は採用サポネット(http://saponet.mynavi.jp)で公開しています

※先の熊本県・大分県を中心とした 地震災害の影響を鑑み、今回の調査については登録現住所が「熊本県」「大分県」の学生へは、回答をご了承いただいた方にのみ調査依頼をいたしました。